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QUESTIONS

よくある質問

Q1

インマヌエルの人たちは、普段はどんな生活をしているのか?

利用者50名は、生活や就労支援、食事もほとんど施設内で過ごします。外出はパンやクッキーの移動販売、近隣の高齢者施設へのボランティア活動、病院等への通院などのほか、河口湖や浜名湖、伊豆半島、東京方面へ買い物や遊びに行ったりすることもよくあります。年に一度、利用者・スタッフ・保護者など全員で宿泊旅行に出掛けます。これまでいちばん遠くへ出掛けた地域は、アメリカ合衆国・ハワイ州です。2015年11月には、利用者とスタッフで大道芸ワールドカップ静岡に必要な研修を受講して、ボランティアの市民クラウンとして参加しました。その他にも地区の清掃活動や相撲教室などの行事にも積極的に参加しています。私たちの活動は、毎年広がりつつあります。

Q2

障害者の行動は、予想がつかないのではないか?

私たちインマヌエルには、精神障害のほか、身体障害など様々な障害をお持ちの方が生活されています。私たちインマヌエルのスタッフは、利用者の生命と安全を守ることが使命です。これまで、利用者が行方不明となり、近隣や地域の皆さまにご心配やご迷惑をお掛けしたことがあります。スタッフも全力を尽くしておりますが、精神的に極めて繊細な利用者もいらっしゃるため、難しい部分があることは事実です。今後も最善の努力を続けて参りますので、地域の皆さまに於かれましては、多様な福祉社会実現のため、ご理解とご協力をお願いするしかありません。

Q3

新しい施設は、塀や柵で囲えば良いのでは?

利用者の精神的安定と、安全安心の生活確保が私たちインマヌエルの使命です。そのため、刑務所のように塀や柵で施設を囲うことは適切ではない、と考えています。私たちは今回の計画のために、遠くはデンマークやドイツ、オランダ、北海道から鹿児島までの障害者支援施設を視察・調査・研究し、インマヌエルの新しい施設計画のための協力を取り付けています。塀や柵で囲った施設で、利用者が安心して暮らしていた事例はひとつもありませんでした。富士山麓という大自然に囲まれた環境にあって、私たちは建築内部の空間性に配慮して、利用者の精神的安定のための研究に全力を尽くしております。

Q4

インマヌエルにはなぜイヌが多いのか?

かつて、野良犬を保護する目的から、イヌを無制限に受け容れていた時期がありました。今現在も数匹のイヌとともに生活していますが、今後はイヌやネコなど保健所所管の動物を受け容れることは一切ありません。

Q5

インマヌエルはゴミを放置して、地元で評判が悪いと聞いたが?

かつて、敷地内に焼却炉を運用していたこともあり、ゴミを敷地内に放置していた時期がありました。今現在は、御殿場保健所の指導や環境条例等に則り、ゴミを屋外や敷地内外に放置することは一切ありません。

Q6

インマヌエルの移転計画は、地区内で完結しないのか?

地域と上手くやっているのか?

現在のインマヌエルがある地区の皆さまには、30年以上たいへんお世話になってきました。設立当初の条件や経緯から、現在地は借地です。ところが社会福祉法人の施設は、現在の法令等に準拠すると借地ではなく、原則は「購入地」でなければなりません。インマヌエルの敷地面積20,000m2(=約6,000坪)という広大な土地を販売して頂ける物件は、現在のところ地区内には存在しないのです。そのため、小山町内や近隣地区で同等かつ類似した条件の規模の土地を調査中です。

Q7

インマヌエルは、インフルエンザやノロなど伝染病が多いのでは?

近年、とくに冬期間中にインフルエンザやノロウイルスなどが蔓延し、社会問題になっています。インマヌエルでも利用者の平均年齢が上がり、基礎体力が低下しているため、毎年のように発生していることは事実です。ですが、新しい施設では建物の高断熱化や抗菌性の高い建材の活用、換気性能のアップ、ソフト面でも清掃専門チームの結成を計画しております。

Q8

インマヌエルを知る機会がない。

インマヌエルでは、毎年4月、10月、11月、12月に、地域の皆さまをはじめ、どなた様でもご来場頂けるイベントを毎年実施しております。ただし、これまで地域の皆さまへの情報発信が不足していたことは事実であり、現在はウェブサイトやfacebookを活用して、情報発信の強化に務めています。新しい施設では、公園のように敷地内を開放し、地域の皆さまに自由に散策して頂けるようにします。また、行きたくなる・知りたくなる・デートに誘いたくなる、とても福祉施設とは思えない集客イベントを多数実施する計画です。

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